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執筆者の写真宏明 新城

[Members Interview] 第2回は藤巻竜也さん

BAYSIDE SHARE 三浦海岸 コワーキング会員 藤巻竜也さん


BAYSIDE SHARE三浦海岸 会員インタビュー第2回は、2021年8月からコワーキングスペースの会員に入会してくださった藤巻竜也さん


藤巻さんは現在、企業のオフィスなどで使用される家具の企画やデザインを行なっている会社でプロダクトデザイナーとして働いています。


ご出身は群馬県で、会社員として東京でお仕事をされた後、現在は横須賀市に移住されテレワークを中心に現在のお仕事を続けていらっしゃるそうです。


BAYSIDE SHAREを知ってくださったきっかけは、去年の春にこちらに引っ越してきた頃、車で移動中にオープン前の施設を見かけていたからだそうで、完成したら利用しようと考えて下さっていたとのこと。


それまでは横浜のコワーキングを利用していた藤巻さんに、BAYSIDE SHAREに入会した決め手を伺ってみました。




「家からも近くて目の前が海というロケーションが良いのと、自分が家具の仕事をしているので、インテリアや内装がお洒落なところも気に入りました。良い空間で仕事をしている方がすごく捗るし、作るものも良くなるんじゃないかなと信じているので。クリエイティブを感じるオフィスの方が自分も好きですし、やっぱりそういう中で仕事ができるのは良いですよね」


BAYSIDE SHAREの内装は建築士であるオーナー自らが手掛けたもので、お客様からご好評をいただくことも多いこだわりの空間。こういうお声が頂けるのは嬉しいですね。


現在テレワークが中心の藤巻さんは、お仕事をする上でコワーキングスペースをどのように利用下さっているのでしょうか。


「僕の場合は在宅との比較になってしまいますが、子供がまだ4歳と0歳ということもあり、完全に仕事に集中する空間を用意することが難しいので、ここに来ればある程度仕事の時間は集中できています」


「もちろん在宅は在宅の良さがあって、自分の好きなものを置いた空間だったり、資料が揃っていたりする面もありますし、家でやる仕事とこちらでやる仕事を分けて選んでいますね」


確かに、集中するために場所を移す選択肢があると、お仕事の効率化も図れそうですね。資料などを参照する場合には在宅がどうしても便利というお話もとても参考になります。


家で作業するか、BAYSIDE SHAREで作業するかは気分で変えるともおっしゃって下さった藤巻さん。仕事をする上で、気分で選べる選択肢があるというのはメリハリがついて良いですよね。




「やはり在宅でずっと仕事をしていると、煮詰まってしまったりしんどくなってしまったりするので。こちらに来ると、周りで作業されてる方もいますし、たまにスタッフさんとお喋りして気分転換を図れたり、黙々と家で仕事をするのとはまた違います」


煮詰まったらいつでもすぐ海に出れますし、窓からも海が見えるのでロケーションの良さは抜群です。カフェも併設しているので、好きなメニューについても伺ってみました。


「グリーンカレーとか好きですね。フードはどれも美味しいので好きですし、会員だと1日1杯コーヒーを無料でサービスしてくれるので、とても嬉しいです。ここのコーヒーは酸味とフルーティーさがあって良いですね」


そんな藤巻さんに、お仕事をする上での環境をどう整えているか伺ってみました。


「自分の職種的にはテレワークはしやすいと思っているのですが、東京にいた頃は事務所への出勤もしていましたし、その頃から自分は進んでテレワークをしていました。やはりオフィスの環境に関わる仕事をしているので、自ら新しい働き方をしてみようと実践したり、柔軟な発想を活かす為にもコワーキングスペースに行って気分を変えたりというのは意識して続けています」


また、生活とお仕事の拠点を大きく変えたことについて、都内から三浦半島へ移住されてからお仕事への取り組み方にどんな変化があったのでしょうか。


「僕は美術館とかに行くのも好きですし、東京にいた頃は頻繁に行ったりしていたんですけれど、そういうインプットのバランスがローカルに移住して逆に取りやすくなったと思っています」


「東京にいると逆に情報に晒されすぎて、押しつぶされてしまうと感じることもあって。だから普段はこういう場所にいて頭の中をすっきりさせておいて、必要な時に自分からインプットを取りに行くというスタイルが割といいのかもしれないですね」


情報との距離感、バランスが取れることがこの土地で過ごす良い部分というのは納得です。段々とそういった生き方に移行する方も多くなっていく気がしますね。


それでも、たくさんの人と同時に接点を持つのは難しいので、テレワークという性質上気になることはないのでしょうか。




「コロナ禍になって以降、仕事ではリモート会議とかは頻繁にするけれど、人と直接会って話す機会はやっぱり減っているので、コミュニケーション能力がどんどんなくなって行かないかなって心配になることはありますね(笑)」


人と直接会って話す機会って大事だなって思いますよね。BAYSIDE SHAREでも会員さん同士の交流会などもこれから企画できたら良いなと思っています。


最後に、藤巻さん個人の今後の展望についてお伺いしました。


「映画の『かもめ食堂』みたいな世界観が好きで、スローな生活というか、ああいった世界観でゆったり生きて行きたいと思っています。仕事については、途方もない先の夢になってしまいますが、ミラノサローネに自分の作品を出展することです。その為に目標は遠くても日々頑張っていますね」


ちょっと照れながら今後の目標も聞かせて下さった藤巻さん。これからもお仕事の場として、また息抜きにもBAYSIDE SHAREをご利用下さると嬉しいです。どうもありがとうございました!

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